函館では七夕の夜、子供達が「♪竹に短冊七夕まつり、大いに祝おう(多いはいやよ)、ローソク一本ちょうだいな」と歌って家々を廻り歩く風習があります。
昔は歌の通りローソクを貰っていましたが、今はお菓子。
中には浴衣にリュック&スニーカーと気合の入った子も。
子供の頃から当り前の光景で、どこでも行われているものと思っていましたが、函館を離れて初めて、かなりユニークな風習であることが判りました。
同じ北海道でも、札幌などでは七夕は8月。
7月に家々を廻るというのは道南独特の風習らしい。
道南といっても、奥尻出身の人はそういう風習は無かったそう。
曖昧な表現が多いのは、これといった資料が見つからなかったからです。
いつから始まったのか、誰が始めたのか・・・。
函館市史デジタル版に、松前藩が蝦夷地を統治していた時代(文政4年、1821年~)の箱館事情に七夕の記述がありました。
屋台に積んだ大額灯篭を曳き、あるものは中額灯篭を肩にかつぎ、あるものは手に小灯篭を持って、7月6日の夕方から7日の昼にかけて大勢で町を練り歩いたと。
子供たちは綺麗に着飾り、それはそれは盛大な行事だったとか。
今でいうと青森のねぶたまつりのような感じだったのでしょうか。
その後の資料がないため、どういう変遷を得て現在のスタイルになったのか、もしくはそれとは全く別の流れなのか・・・謎です。
謎のまま、この風習は来年も続きます。
この日に向けて、市内のスーパーには業務用の大袋に入ったお菓子がズラリと並びます。
風情だけは残して続いて欲しい、そう思います。
五稜郭タワーの七夕飾り、これは全国共通
タワーの中に七夕受付コーナーがありました。ここで例の歌登場!

















